2010年04月17日

たちあがれ日本「10議席目指す」 夏の参院選(産経新聞)

 新党「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表は11日、NHKの番組で、夏の参院選の目標議席について「最低10議席取らなければ民主党の単独過半数を阻止することはできない」と表明した。同党の園田博之衆院議員はフジテレビの番組で、参院選公約に消費税率を10%に引き上げる方針を盛り込む考えを示した。

 平沼氏は、参院選について十数人の擁立を目指す考えを強調した。

 たちあがれ日本は12日、平沼代表と園田氏、自民党に離党届を提出した与謝野馨元財務相の3人による結成届を衆院に提出した。

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2010年04月13日

“KARAOKE”発明者のリストに12人(産経新聞)

【日本発 アイデアの文化史】40年の歴史はイノベーションの連続

 何気ない日常。周りを見渡すと「日本発」があふれる。カラオケ、インスタントラーメン、電卓…。時代の必然に背中を押され、日本人は便利な日常を次々と演出してきた。そしてそれは、当初の目的とも違った別の世界へも導いた。「日本発」は、われわれに何をもたらしたのか。

 今や世界共通語となった「KARAOKE」。日本発祥は間違いないが、実は発明者はハッキリしない。

 「発明とは普通、ハードの発明者をいいますが、カラオケの場合、ハードだけでなく、ソフト開発、商売として成り立たせるサービス、その3つが組み合わさって発展したので、発明者の特定が難しい」

 昭和50年代、松下電器産業(現パナソニック)で家庭用カラオケ第1号の開発にかかわった関西外国語大の前川洋一郎教授(66)が、“発明者”として12人の名が記されたリストを手渡してくれた。

 「カラオケ進化論」(廣済堂出版)の著書がある前川教授が、大学でカラオケを教材にするのも、「カラオケ40年の歴史は、イノベーション(技術革新)の連続だから」との理由だ。つまり日本の知恵と技術が投入された“発明者”の多さこそ、KARAOKEが世界の夜を席巻した理由だというのである。彼ら黎明期(れいめいき)の発明者が、特許を取得しなかったことも、カラオケ発展に寄与した。

 前川教授によるハード、ソフト、サービスの“発明者”計12人のうち、ハードにかかわるのは5人。いずれも昭和40年代、小型ジュークボックスにマイク入力端子を付けて改造した原型を作った人々だ。

 真の発明者を特定するのが目的ではないが、一般に“発明者”として知られているのは井上大佑(69)だ。井上は米国「タイム」誌(1999年8月23−30日号)の「今世紀最も影響力のあったアジアの20人」にカラオケの発明者として選ばれ、5年後には奇想天外な研究に贈られるイグ・ノーベル賞も受賞した。その生涯は映画「KARAOKE 人生紙一重」(平成17年、辻裕之監督)にまでなった。

 カラオケメーカーなどでつくる「全国カラオケ事業者協会」(東京都品川区)の片岡史朗専務理事(49)も「発明者は特定できないが、業務用の現在のカラオケの原型を考案したのは井上」と話す。その理由は2点。井上が作った「8JUKE(エイトジューク)」には、5分間100円のコインタイマーが付き、課金システムを確立したこと。そして素人でも歌いやすい伴奏ソフトも合わせて開発したからである。

 甲子園球場に近い兵庫県西宮市の雑居ビルで井上大佑が昭和46年に生み出した「8JUKE」を見せてくれた。一辺30センチのおもちゃ箱のような立方体に、オリジナルテープ「歌うクレセント」と書かれた8トラックテープが刺さっていた。

 「僕は夜の神戸で、店専属の流さない『流し』をしていたから、客が何を求めているかが分かっていた」

 1キロ離れた大阪では、お客が流しの「弾き語り」を聞くのが一般的だったが、神戸ではお客を歌わせる「伴奏」が求められた。「下手な歌を、いかに気持ちよく歌わせるかが勝負」と笑う井上。楽譜が読めない分、耳で覚えた曲を客の口を見てテンポを調節し、歌いやすく転調してジャズオルガンを弾いた。

 「大ちゃんは歌いやすい」。ひいきの鉄工所社長に社員旅行への同行を頼まれたが、あいにく日程が合わない。そこで社長の十八番(おはこ)、フランク永井の「羽田発7時50分」など3曲を、社長好みにアレンジして録音、テープを手渡した。

 「これがすごく喜ばれ、商売になるとピンと来た」。曲の頭出しが容易な8トラックのカーステレオデッキを知人の電気技師に持ち込み、アンプやマイク入力端子、スプリング式エコー、5分間のコインタイマーを付けた。「普通1曲3分だから、曲が途中で切れないようコインを入れ続ける仕組みです」。仲間と素人向けにアレンジした曲のテープも作り、8JUKEとセットで神戸の飲食店10軒に貸し出した。

 最初は恥ずかしそうに歌っていた客も、やがてコインを続けざまに投入していく。「2カ月で注文が山ほど来るようになり、コイン詰まりも続出した」。井上は8JUKEのメンテナンスと出荷に奔走。カラオケは、流しの伴奏で歌う文化があった神戸から花開いた。=敬称略(飯塚友子)

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2010年04月02日

店の棚から消えた「排卵日検査薬」 メーカーに問い合わせ殺到(J-CASTニュース)

 改正薬事法が施行され、妊娠を望む女性が使う「排卵日検査薬」が薬剤師のいる調剤薬局でしか買えなくなった。そのせいで、取扱店が減って棚からも姿を消してしまった。また、店で買うのが恥ずかしいので通販サイトでこっそり買っていた女性は困惑し、メーカーには今でも取扱店の問い合わせが相次いでいる。

 排卵日検査薬とは排卵日を特定し、妊娠しやすいタイミングを計るもの。検査薬に尿をかけて「陽性」になったら検査時刻から36時間以内に排卵が起こると予測され、もっとも妊娠しやすい性交時期と言われている。不妊症に悩んでいる女性のほかに、子どもを計画的に授かりたいという女性が積極的に使う。

■堂々と買うのは恥ずかしいという女性は多い

 とはいえ堂々と買うのは恥ずかしいという女性は多く、その点、ネット通販は大助かりだった。ところが2009年6月に施行された改正薬事法で、医療用医薬品に分類されている排卵日検査薬は病院や調剤薬局、調剤が可能なドラッグストアでしか取り扱えなくなった。しかも、従来のように棚に置くことができなくなり、気軽に商品を買える機会もなくなった。

  「先日流産をして少し間を開けて可能な時期になったらすぐにでも赤ちゃんが欲しいので基礎体温と排卵日検査薬を併用したいのですが どこの薬局に行っても排卵日検査薬が売ってません。大きいドラッグストア6件ほど回りましたが…」

 こんな相談が「Yahoo!知恵袋」に2009年11月に書き込まれた。薬事法改正から半年近く経っても変更を知らない人はいるようだ。

 排卵日検査薬のメーカーには「どこで売っているのか」といった問い合わせが今でも相次いでいる。

 08年度の排卵日検査薬の市場規模は20億円で、およそ半分のシェアを占めるのはロート製薬。同社が用意した専用の電話番号には、09年6月から10月までの5カ月間で1000件も問い合わせがあり、今でも多いという。

 広報担当者は、

  「医療用医薬品で広告宣伝ができないために知らない女性も多く、さらに薬事法改正により取扱店が減って棚からも姿を消してしまいましたので、知る人ぞ知る検査薬となっています。しかし近くに店がなくて遠くまで買いに行くというお客さまもいるほどで、ニーズのある商品なんです。もっと多くの女性に伝えていけたらいいのですが…」

と話している。

■海外からの「個人輸入」が大人気

 排卵日検査薬を製造販売するミズホメディーにも09年6月から10年3月25日までに643件の問い合わせが寄せられた。また09年6月に取扱店リストをホームページに掲載したところ、ページへのアクセス数が6〜7月にかけて3万件にのぼった。一方で、取扱店が減って09年6月の出荷数は従来の4分の1に激減。営業をかけているので取扱店は増えているが、それでも以前と比べたら半分程度だという。

 また、購入する際には薬剤師に申し出て、氏名、住所、電話番号などを記入しなければならなくなった。販売記録は医薬品全般に定められていて、使用後に副作用などが出た場合に連絡先がわからないと困るという理由だが、体内に取り入れる医薬品ではない排卵日検査薬にも必要なのか、と波紋を呼んでいる。

 前出のロート製薬の広報担当者は、

  「デリケートな商品で、こっそり使いたいという女性の気持ちです。名前を書くことで精神的にダメージを受けるお客さまもいらっしゃるようです」

といっている。

 検査薬の業界団体、日本臨床検査薬協会(JACRI)は厚生労働省に対し、排卵日検査薬を含む医療用検査薬の一部をドラッグストアや通販でも販売できる「一般用」として認めて欲しいと要望を出している。今のところ一般用として認められているのは妊娠検査薬と尿の糖分やタンパク質を図るものだけだ。

  「検査薬を使うことで病気の早期発見につながり、医療費の削減にもなることから、簡単に使えるものについては消費者が自由に買えるようにしたいと考えています」

とJACRIの担当者は話している。

 一方、大人気となっている通販サイトもあるようだ。医薬品のネット販売を主力とするケンコーコムはシンガポールに子会社を設立し、個人輸入という形式で日本への販売を09年10月に始めた。通販サイト「ケンコーコムシンガポール」では主要メーカーの排卵日検査薬が3タイプ売られていて、品切れしているものもある。

 広報担当者は、

  「規制される前から人気の高い商品でしたが、規制後はもっと売れています。1人あたりの個数規制はありますが、それでも品切れが出ています」

といっている。


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